過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/05/24(火) 21:18:23.20 ID:Q5J8VsfX0
「……どうして言い切れる?」
浜面が何気なく尋ねてくる。
気づけば第三者といった傍観的立場から、議論に参加する方へと回っていた。
一方通行はこの事に敢えて触れずに説明する。
「敵が相手側の戦力強化を計算してると思うか? 第四位の見解で多分間違いはねェだろ。少なくとも一泡吹か
せるチャンスは巡ってきたってワケだ」
「…………」
「それより話を戻すが、どォしてオマエは明らかに怪しいと分かる文書を信じた? 罠かもしれねェとは思わな
かったのかよ?」
「……思ったさ。当たり前だろ」
力ませた拳を握り締め、浜面は当時の心中を暴露する。
「けど、もしこいつが全く嘘の情報で、単に俺を貶めるための罠だったとしても! 俺は飛び込むしかなかった!
そうだろ!? 内容が事実でもそうじゃなくても、滝壺を酷い目にあわせた原因のどっちかは確実に来るって
思ったから……」
「差出側の目星はつけてたンだな?」
「ああ……。じっとしてなんかいられなかった。麦野たちにも教えるべきだって分かってたのに、体が先走って
収まらなかったんだ……。すまねえな。麦野、絹旗」
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