過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
1- 20
604: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/05/24(火) 21:18:23.20 ID:Q5J8VsfX0


「……どうして言い切れる?」


浜面が何気なく尋ねてくる。
気づけば第三者といった傍観的立場から、議論に参加する方へと回っていた。
一方通行はこの事に敢えて触れずに説明する。


「敵が相手側の戦力強化を計算してると思うか? 第四位の見解で多分間違いはねェだろ。少なくとも一泡吹か
 せるチャンスは巡ってきたってワケだ」

「…………」

「それより話を戻すが、どォしてオマエは明らかに怪しいと分かる文書を信じた? 罠かもしれねェとは思わな
 かったのかよ?」

「……思ったさ。当たり前だろ」


力ませた拳を握り締め、浜面は当時の心中を暴露する。


「けど、もしこいつが全く嘘の情報で、単に俺を貶めるための罠だったとしても! 俺は飛び込むしかなかった!
 そうだろ!? 内容が事実でもそうじゃなくても、滝壺を酷い目にあわせた原因のどっちかは確実に来るって
 思ったから……」

「差出側の目星はつけてたンだな?」

「ああ……。じっとしてなんかいられなかった。麦野たちにも教えるべきだって分かってたのに、体が先走って
 収まらなかったんだ……。すまねえな。麦野、絹旗」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/735.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice