過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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62: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/21(月) 21:11:57.34 ID:po2DgXaE0

一方通行の顔に初めて触れた、そう意識するだけで番外個体の顔が上気する。


(もしかしてミサカ……今、とんでもなく恥ずかしい事やってたりする!?)


普段の大胆さは鳴りを潜め、羞恥心と平行して生まれた背徳感に番外個体は静かに嘆息する。
急に何とも言えない虚しさが襲ってきた。


(……何やってんだか。やめやめ、さっさと起こそう。お風呂入らないまま寝るなんて不潔だし)


トントン、と起こすつもりで一方通行の肩を叩こうとして、番外個体の手が止まった。
彼女の心が、再び言い表せない躊躇いを見出していた。

勿体無いし折角だからもう少しだけ……。本能がまたそう語りかけているようだった。
冷めかけた心が、再び熱を持つ。落ち着いてきたはずの鼓動が、また―――。


(やっぱ……起こす前に、もっと近くで……)


そして挙句にはそんな事を考えながら、顔をそーっと近づけていた。
上気した顔は収まりを見せず、体温も更に急上昇していく。
何かのリミッターが外れそうになっていた。


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