過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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751: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/06/27(月) 23:12:00.03 ID:8ghSJ8cR0


「ちっと訳ありでな。……だがオマエが心配するほどの問題じゃねェ。俺だけで事足りるレベルだが、番外個体
 が学校にいる間ばっかりは流石に目が届かねェ……。そこで、俺の代わりにあいつの面倒を見てやって欲しい。
 こいつはオマエにしか頼めねェンだ」

「………狙ってるヤツってのは誰なんだ? 前の事件が関係してるのか?」

「そこまではわからねェ……。俺ひとりならどォにでもなる相手には違いねェが、オマエも知ってる通り、俺は
 今あいつと一緒に住ンでいる。一応、俺はあいつの保護者代わりみてェなモンだ」

「……打ち止めは?」

「頻繁に会っちゃいるが、今は一緒に住ンでるワケじゃねェ」


「そうか……。ようやくわかったよ。お前はあのとき――――――」


木原のアジトで交わした言葉の内容が頭を去来し、ピースがはまっていく。記憶の隅に置かれていた謎が解けて
いくような感覚を味わう。
一方通行が肉体をボロボロにしてまで護りたかったものの実体が、ここに来てようやく掴めたような気がした。
少なくとも彼が番外個体を何よりも大事に想っていることだけは、理解できた。

だが上条の言葉が紡がれるのを制すように、少々強引ながらも一方通行は話を戻す。


「どォ受け取ろォがオマエの勝手だが、論点をずらしてる余裕はねェンだよ。イエスかノーなのか、今俺が知りたい
 のはそれだけだ」


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