過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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809: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/07/09(土) 23:02:44.34 ID:YN04+dKh0


そんな海原に釣られたのか、土御門も少し控えめな声で言う。


「俺も少し悪ノリしすぎたみたいだな……ちょっと反省するぜよ」

「人を欺くのに慣れてるオマエが『反省』っつっても、説得力ねェな」


ふん、と鼻で嘲笑ってやる。すると土御門は「そりゃ心外だにゃー。俺だって清く正しく勤勉に励む青春真っ盛りな男子高校生
なんだぜーい!」などとアホ染みた抗弁を返してきた。
海原もこんな掛け合いにどこか懐かしさを感じているのか、いつの間にやら楽しげな表情に移っていた。

僅かの間だが、彼らの周囲が和やかな雰囲気に包まれる。


「――――ンで、結局海原はそれだけのためにわざわざ来たのかよ? 俺に文句を言いたかったらもっと他に機会あっただろ……。
     よりによってこの馬鹿のクソ演出後に登場しやがって」

「まぁまぁ。少し時期の早い、小規模な『同窓会』ってことでいいんじゃないかにゃー」

「一人、足りませんけどね」

「同窓会ねェ……。そンな間柄だったっけか?」


欠席者と最近会ったばかりの一方通行は、海原の呟きを無視した。
あまり思い出したくない出来事があったからなのは言うまでもない。


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