過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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845: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/07/18(月) 23:44:57.17 ID:opLHq8YV0


「そんな寂しいこと言わずにさぁ……。久しぶりにこうやって再会したんだ。もっと互いの近況について語り合おうぜ?」

「…………」


絹旗は無視を決め込んだ。付き合うのも無駄だと言わんばかりにスタスタと非常階段口の方へ歩き、黒夜から離れていく。
このとりつく島もない状況に痺れを切らした黒夜は、少々強引な手段に切り替えた。


「……そーかいそーかい。あくまで私達の計画に協力する気が無いってんなら、別にそれでも良いさ。――――――だがな」


「―――――!」


途端、周囲を流れる風向き。いや、大気そのものの循環が異変を見せた。
その直後、異常を感じた絹旗が足を止める前に、すぐ真横を棒化した気体が凄まじい速度で通過して行った。


「………………何の真似ですか?」


さして驚いた様子もなく、背後の黒夜へ問い掛ける。
今しがた横を通った異物の正体は絹旗も充分に分かっていた。

そう、彼女自身の能力の素材とも言える物質、『窒素』である。


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