過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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861: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/07/26(火) 22:13:43.03 ID:rc/cGNyJ0


―――


間もなく完全下校時刻に差し掛かろうという頃。

麦野たちが寝床としている家宅周辺は街灯も少なく、警備員による巡回も比較的少ない位置に在している。
よって、闇ルートの密輸売買などが近辺で頻繁に行われていたりもする。
もっとも彼女らには全くと言っていいほど関係のない事象であり、もし仮にその類にちょっかいを掛けられたとしても
返り討ちにするのは容易い。

したがって、絹旗の帰りが遅くなろうが麦野はそれほど心配していなかった。


「――――じゃ、そろそろ俺は帰るよ。絹旗が帰ったらよろしく言っといてくれ」


麦野たちの玩具にされ、心身共にズタボロとなった浜面が立ち上がって告げた。
女だらけの家では落ち着かないのを理由に一人だけ以前から住んでいるアパートで寝をとっている浜面に、少し前に帰宅してきた
滝壺が申し出る。


「ねぇ、はまづら。私も行っていい?」

「へ?」

「はまづらの部屋、行きたい」


この突然舞い降りたイベントに浜面は戸惑った。


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