過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/08/02(火) 20:55:27.92 ID:mUKwWCaA0
次第に身体が竦んでくる。
これまでとは比較にならない未知の怪物に翻弄され、心が恐怖に囚われている。
ようやく実感してきた。敵の恐ろしさもそうだが、伊達にあの第一位をターゲットに活動している訳ではないのだと
言うことを……。
だが、しかし。
(このままだと確実に死ぬ……。ならコッチも最大限の力を出して臨んでやる! ………一切の隙も見逃せねぇ)
額の汗を拭い、神経を研ぎ澄ませた。ここからは一つのミスがそのまま死に直結すると考えて間違いはない。
敵の評価を修正する。己の全てを脅かす最大の障害として認めざるを得なかった。
もはや麦野に油断はない。持ち得る演算能力を余すことなく駆使しなければ、おそらくこの壁を打ち破れない。
とは言え、何の考えもなく力任せにぶつかっては分が悪すぎる。悔しいがそれも認めるしかなかった。
攻め一点ではなく、あらゆる方向から観測してみる。
(何か、あの装甲の弱点……いや、少しでもコッチの有利に働くような条件があれば……!)
じりじりと迫るシルバークロース。
微動だにしない麦野を見て諦めたと判断したのか、右腕の砲口を静かに構えた。
そして、静かに語り掛ける。
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