過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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906: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/02(火) 21:06:34.30 ID:mUKwWCaA0


(なめやがって……! その余裕に満ちた汚え鉄仮面引っぺがして、私を見縊ったことを後悔させてやらなきゃ
 収まりつきそうにないわ。……見てやがれ。アンタのその油断を有効に生かしてやるよ)


超能力者(レベル5)第四位を圧倒している現実。
ここまで滞りない状況では、“驕り”が生まれても不思議ではない。


『…………無いのなら、終わらせてもらうぞ』


あくまで麦野が勝手に推測しているだけだが、勘は決して鈍い方ではないと自負している。
相手の精神観測、それも憶測。
確率で言えば低い数字かもしれないが、このまま訳の分からない新型に打ちのめされるくらいなら賭けも悪くない。

麦野はそう決心し、細めていた目を見開いた。
更に輝きを失っていた片腕と片目が再度強烈な閃光を見舞う。
まるで、劣勢の麦野自身を鼓舞するかのように。


『……っ! まだ余力を残していたか』


鬱陶しそうな口調で吐き捨てる。
当然ながら閃光で目が眩むなどという事はない。
よって、光でコチラの視力を封じ、その隙に一先ず退却すると言った方法は通用しないのだ。



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