過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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961: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/16(火) 22:32:28.09 ID:rSukkoHc0


「だから、さ……。一人で暴走するのは今回限りにしとけ。こいつはお前だけの問題じゃねえんだしよ」

「ああ……。肝に銘じとく」


浜面の返事を聞いて満足したのか、半蔵はそれから何も語らずに去っていった。
本当に彼は何しに来たのだろう? 結局そこは最後まで不明だったが、浜面にとっては大きな意味があったに違いない。
心中でボソリとだが、感謝の言葉を述べる。さっきと別人みたいにすっきりした顔で。



―――



ちょうどその頃、病院の屋上には少女が一人佇んでいた。
強風を受けた短い丈が頻繁に危険信号を送ってくるが、彼女は全く気にも留めずに遠くの空をただボーっと眺めていた。
彼女もまた、昨日までの過程を振り返っていたのだ。



〜〜〜



「殺す! 超殺す! 炙り出して徹底的に殺す! どこに隠れようと、絶対に見つけ出して顔面のパーツというパーツを
 福笑いみたいにバラバラに切り刻んでやる!!」


物騒な台詞を撒き散らしながら夜の街を駆ける少女、絹旗最愛。
滝壺が腹部に重傷を負い、病院へ搬入された翌日の午後だった。



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