過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/08/16(火) 22:39:49.45 ID:rSukkoHc0
「黒夜ちゃんかぁー。懐かしいわね……。あの子も元気でやってんのかしら……」
「………今、黒夜がどこにいるか超知りたいんですが……、その様子だと知らないみたいですね」
肩を落とすが、冷静になって考えてみればそれも当然だった。
本懐を終えた黒夜が雲隠れに移るなら、手掛かりと為り得るような接触は避けるのが普通だ。
何と言ってもこの女性研究者は共通の知人なのだ。黒夜もそこら辺は抜からないだろう。
(……私としたことが、超浅慮すぎです。超無駄足じゃないですか……)
熱の入っていた頭の温度は急速に著しく低下し、そのまま重い溜め息となって体外へ流れた。
「もういいです……。突然押し掛けて超すみません。私、もう帰りますね」
意気消沈した足取りで離れていく絹旗に、一人で思い出を膨らませていた女性研究者は慌てて声を投げた。
「え!? ちょちょちょ、ちょっとぉ!? もう帰っちゃうの!? 久々に会ったっていうのに冷たいじゃないのよー!
折角なんだしお茶淹れるから、もうちょっとゆっくりしていってよ!」
「……超申し訳ないんですが、思い出話に花を咲かせるのはまたの機会にしましょう」
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