過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/08/21(日) 18:24:31.20 ID:Zk4zZ5Rv0
「………念のために訊いておくが、妙な企みとか持ち込んでねえだろぉな……」
「そのつもりなら、私の能力(チカラ)次第でどうとでも動かせます。疑うのでしたら、白紙にしても構いませんが……」
「っと、冗談だよ。気ぃ悪くしたんなら謝るわ」
黒夜にしては珍しいこの言動。それほどまでにこの相席者の力を買っているということだ。
常盤台中学が誇るもう一人の超能力者、『心理掌握』こと食蜂操祈。
「契約書みたいなものは御必要かしら? 構成員の御紹介とかも私はできれば御遠慮したいですわ」
長い金髪を靡かせた彼女は気品にエスプレッソを嗜んでいる。その手つきも正に良家の子息といった表現が似合う。
しかし、黒夜にはその一挙一挙の全てが煩わしく見えた。
そして遂にその不満が限界を超えたのか、はっきりと指摘する。
「……なぁ、どうでも良いんだけどよ。アンタ、そのキャラはどうにかなんないワケ? お嬢様モードってヤツ? 私、
そういうの駄目なんだよ。見てて悪寒が走るし、虫唾も走るんだ。私の前でくらい、普段通りでお願いできないか?」
「……………普段の私……で、よろしいのでしょうか………。」
「ああ。はっきり言って、作ってる感がバリバリだ。無理してるようにしか見えない」
「…………そうですか………。…………わかりました。……では――――――」
次の瞬間、それまでの上品な雰囲気が幻想の彼方に葬られた。
背もたれに寄り掛かり、組んでいた足を崩し、開口一番は、
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