過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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992: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/08/21(日) 18:24:31.20 ID:Zk4zZ5Rv0


「………念のために訊いておくが、妙な企みとか持ち込んでねえだろぉな……」

「そのつもりなら、私の能力(チカラ)次第でどうとでも動かせます。疑うのでしたら、白紙にしても構いませんが……」

「っと、冗談だよ。気ぃ悪くしたんなら謝るわ」


黒夜にしては珍しいこの言動。それほどまでにこの相席者の力を買っているということだ。
常盤台中学が誇るもう一人の超能力者、『心理掌握』こと食蜂操祈。


「契約書みたいなものは御必要かしら? 構成員の御紹介とかも私はできれば御遠慮したいですわ」


長い金髪を靡かせた彼女は気品にエスプレッソを嗜んでいる。その手つきも正に良家の子息といった表現が似合う。

しかし、黒夜にはその一挙一挙の全てが煩わしく見えた。
そして遂にその不満が限界を超えたのか、はっきりと指摘する。


「……なぁ、どうでも良いんだけどよ。アンタ、そのキャラはどうにかなんないワケ? お嬢様モードってヤツ? 私、
 そういうの駄目なんだよ。見てて悪寒が走るし、虫唾も走るんだ。私の前でくらい、普段通りでお願いできないか?」

「……………普段の私……で、よろしいのでしょうか………。」

「ああ。はっきり言って、作ってる感がバリバリだ。無理してるようにしか見えない」

「…………そうですか………。…………わかりました。……では――――――」


次の瞬間、それまでの上品な雰囲気が幻想の彼方に葬られた。
背もたれに寄り掛かり、組んでいた足を崩し、開口一番は、



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