過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/08/21(日) 18:27:06.46 ID:Zk4zZ5Rv0
「――――――あぁ〜〜〜、疲れたぁ。お堅い女キャラってのも楽じゃないわよねぇ。ケドまぁお嬢様学校だしぃ、少し
ぐらいはそれらしく振舞いたかったってかさぁ。わっかんないかなぁ? そういう心理」
「……………」
黒夜、絶句。
まさかここまでとは思っていなかったらしい。百八十度どころかK点を軽く越えていた。
食蜂は長い髪を指でクルクル巻きながらエスプレッソを一気に飲み干し、すぐに別のお代わりを注文した。
「こんな苦いのも飲めるようになんなきゃお嬢様じゃないってんなら、願い下げよねぇ。四六時中ずっとやってられる
子なんていんのかしら? 私は無理ね。忍耐力もたないし、持続力にも自信ないのよぉ」
(やべぇ……。これじゃさっきの方が全然マシだわ。どうしよう……)
一分も経たない内に疲労感を覚えたが、やっぱりお嬢様モードに戻せとも言えず、蓄積する疲労に耐えるしかなかった。
「んー、やっぱコッチの方が落ち着くってか、私らしいって気がするわ♪ 演技力は充分磨かれただろぉし、おしとやか
お嬢様はこれにて封印♪」
(いや、悪いが才能の欠片もねぇよ。ってか、作ってんのバレバレって言ったじゃねえか……)
何故か満足げな食蜂と、ポーカーフェイスを維持するのに必死な黒夜。
だがしかし、
「……ふーん。酷評ありがとう♪ 可愛い顔して、結構エゲツないコト思ってくれてんじゃないのぉ。くすくす……」
「!!?」
ギャップの変化に惑わされたのか、食蜂に嘘は無意味という基本中の基本設定を失念していた黒夜。
獲物を捕捉したハンターみたいに目を光らせる食蜂を前に蒼白し、必死に否定の言葉を並べた。
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