過去ログ - 一方通行「打ち止めが反抗期なンだが」
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4:1◇620b77a5[sage]
2011/03/21(月) 01:41:42.25 ID:BX+EUQ6h0
「やべェってマジやべェって。どォしようかホント」

「へー」

「…………」

「あ、ごめんなさい。超相談乗ります。なんで机の下で足蹴るの超やめて下さい」

学園都市には伝説がある。

それらは多種多様であり、原型の数もさることながら一番の特徴はどれもが科学の最先端を突っ走る学園都市らしからぬ、オカルトチックなものが多いということ。
無論語り部によって話の細かい部分は変動するが。

そんな中に、最近になって一つ追加されたものがある。

『常盤台中学のある少女に危害を加えると高位の能力者が報復に来る』

これは都市伝説というよりは警告に近い。

詰まるところ――この噂は本当だった。

「でもさぁ一方通行。それってアンタにも責任があるんじゃないの?」

「知らねェよ。まるで心当たりがねェ」

全国有数のチェーン店数を誇るとあるファミレス。窓際の席を麗しい美少女とオーラ的にしょぼくれた美形の青年が占めていたら誰だって目を留める。

事実、窓際ゆえに彼らは店外からも視線を集めていた。

その注目の集団の中でも際立って目立つのは、白髪赤目の青年。
今年で二十歳となる彼――学園都市第一位『一方通行』はガツンと机にヘッドバットをかます。

そして憂鬱そうに告げた。



「打ち止めが反抗期なンだが。俺何かしたか?」



相対する美少女軍団(二名)――麦野沈利と絹旗最愛はそのローテンションが感染したかのようにため息をついた。


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