44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/22(火) 17:45:42.30 ID:ZSYvRgBDO
奥の部屋は何もない部屋だった。いや『何もないがある』というのか、足場がないのに立っている感覚
「白山堕骨」
いきなり部屋に声が響く、薬男か?いや違う、なら誰だ
「返事をしろ、仮面道化の能力(ちから)が欲しいのだろう」
「ああ」
「なら目の前にある仮面を取れ」
さっきまで何もなかった空間に仮面が現れる
部屋で見たのっぺら坊の仮面だ
「これがお前の力、お前の仮面道化だ。いや、正確にはその種、お前が仮面をまとうことにより初めてお前の力になる。」
「それだけでいいのか?あっさりしてるな」
「いちいち大がかりな真似をするとでも思っていたのか」
拍子抜けしつつも宙に浮いた仮面を手に取る、思ったより軽い
目を閉じ、深く息を吐き仮面をまとう
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