189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:34:53.44 ID:202YIcFvo
上条「何もしないって……」
ペガサス「シスター・ガールを救う別の方法を探すことも、試すこともしない」
ペガサス「全てを諦めて、魔術師にシスター・ガールを引き渡す……そう言っているのデース」
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/03/26(土) 20:36:51.17 ID:/3ILUigAO
ペガサスさんの対応、普通の大人だな
191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:37:06.70 ID:202YIcFvo
上条「カードの内容を現実にする力……。あの力なら、できないことなんてないんだろ?」
上条「あいつの頭の中の魔道書を消すなり、完全記憶能力を奪うなり……。なんだよ、ずいぶんと簡単そうじゃねえか」
上条「カードはたくさんあるんだろ? 俺は詳しくないけど、カードを集めて闘うなら何百種類は下らないんじゃないか。
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:38:46.73 ID:202YIcFvo
上条「……」
上条「ペガサスさ――」
ペガサス「このカードを見てください」スッ
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:39:59.22 ID:202YIcFvo
ペガサス「当麻ボーイ。『闇のゲーム』によってカードを実体化させる力は……ユーが奇跡のように思ってる力は……」
ペガサス「あんなものは、ただのまやかしです」
上条「……」
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:41:15.85 ID:202YIcFvo
ペガサス「私にできることなんてネ、当麻ボーイ」
ペガサス「相手の心の闇を引きずり出し、罰を与えて精神を傷つける……たったそれだけなんですよ」
上条「……」
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:44:36.90 ID:202YIcFvo
ペガサス「それに、たとえこの力が何かの役に立つとしても、やはり私は動かないでしょう」
上条「……どうしてですか」
ペガサス「魔術で記憶……思い出を奪う」
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:45:43.42 ID:202YIcFvo
ペガサス「シンディアを諦めない限り、いつまでも苦しみは続く」
ペガサス「しかし、諦めたところで悲しみが癒される訳ではない」
ペガサス「そもそも諦めきれるものではないのかもしれない」
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:46:48.54 ID:202YIcFvo
ペガサス「……シンディアとの思い出の全てを、葬ってしまいたいと」
上条「……」
ペガサス「フフフ……。当麻ボーイ、私はネ……記憶を消去する話を聞いたとき……」
198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/26(土) 20:48:48.54 ID:202YIcFvo
ペガサス「いつか大切な人を失ったとき、思い出は人を苦しめます」
ペガサス「それなら、思い出なんて失くしてしまった方がいい」
ペガサス「だから私は魔術師の邪魔はしません。記憶消去の妨害は一切しません」
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