過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/03/24(木) 03:36:58.13 ID:5Hr42XYm0


 翌日の朝。オッレルスは目を覚ました。
 いつも通りに朝の身づくろいをしてから、食卓にかける。
 そのまま少しボーっとしていると、フィアンマがのそりと現れた。
 顔に寝不足が滲んでいる。あまり寝ていないのは明白だ。
 彼はバサリ、とオッレルスの眼前にノートを放った。

「……それに、俺様の知っていることはあらかた書いてある」

 どこか危うさを湛えた眼を伏せたまま、フィアンマは続ける。

「何か疑問があるなら、この場で質問しても構わん」

「……それで?」

「代わりに、俺様に時間をくれ」

「時間?」

 料理を持って現れたシルビアを一瞥する。
 それから視線を少し上げて、オッレルスと目を合わせた。



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