35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2011/03/24(木) 22:53:06.54 ID:VM0nDOuDo
そんな、決意を固める二人を見る女の子が一人居た。
信じられない、というような顔をして。
佐天「──で……。どう……して……」
佐天「どうして皆来たんですか!!」
上条「……ん?」
佐天「今回の相手は大覇星祭のときのような魔術師を打ち倒すワケじゃないんですよ!!」
佐天「一方通行さんだって、オッレルスさんだって、フィアンマさんだって知ってるでしょう!!」
佐天「あの強大さを!!!なのにどうして……」
佐天「あんなの相手に守るなんて……できっこ……ないじゃないですか……」グス
黄泉川「──、佐天涙子……だったよな」
佐天「は、はい──?」
パァン!!
佐天「痛っ!?……なっ!?……何を──」
黄泉川「子供が色々背負ってるんじゃないって事じゃん」
黄泉川「確かに相手は強大で恐ろしいものかもしれない、けど」
黄泉川「子供が大人を守ろうとするんじゃない。ソレは、私達大人のすることだ」
黄泉川「守ってやるよ──佐天涙子。子供のお嬢ちゃんをなっ」
黄泉川「それに、今回駆けつけた人間全てお前達に守られるような弱者はいないじゃん」
芳川「あら?私は只の研究者なのだから、強者ではないわよ」
黄泉川「只の研究者だったら警備員用の装備を扱えるわけないじゃん」
芳川「言うわね。使えるだけで訓練されてるわけではないのだけれども」
芳川「いないよりかはマシかなって思ってね。ほら、愛穂は熱くなると周りが見えなくなるから」
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