過去ログ - 佐天「時を止める能力……」2
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/24(木) 22:56:13.39 ID:VM0nDOuDo

オッレルス「なに。人数が多いにこしたことは無いさ」

佐天「オッレルスさん……」

オッレルス「君が冷静になるには、こうした事態になったほうが良さそうだしな」

佐天「あたしが冷静に……?」

オッレルス「自分じゃ気付かないものだろうな。なぁ?フィアンマ」

フィアンマ「あまり俺様に馴れ馴れしくするな」

フィアンマ「だが佐天涙子。お前が冷静さを欠いているのは分かるさ」

フィアンマ「まだロシアで大天使と戦ってた時の方が冷静だったぞ」

オッレルス「そうだな。君を取り巻いている状況はある程度はわかるが」

オッレルス「だからといって戦いたいと思っている人間を遠ざけるなんて、遠ざけられる人間の気持ちも──」

オッレルス「──あだだだだぁっっっ!?」

シルビア「遠ざけられる人間の気持ちが何だって?」

オッレルス「いだだっっ!!シルビアァ!?どうしてここに」

シルビア「そら馬鹿が馬鹿連れて出て行ったからに決まってるでしょう」

オッレルス「君は──、」

シルビア「勘違いするなよ、私は──」

オッレルス「いや、言わなくていいわかってる」

シルビア「そうかい……──。」

オッレルス「それはそうと早く耳を引っ張るのをやめて貰えないかな」

シルビア「そうね、そうするとするわ」ビッ

オッレルス「ぐっあああぁぁぁぁ!?」

シルビア「今のは私に今日のことを黙ってた分」

シルビア「私を置いて出て行った分は帰ってからたっぷりしてあげるから、覚悟しておきなさい」

オッレルス「……、はい……」


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