64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/28(月) 23:14:55.15 ID:sX6/0YS4o
そんな未知の存在の対処方法が分からずに慌てる一同のすぐそばで男は笑っていた。
本当にすぐそば──アイテム一同の真後ろに。
一番近いのは浜面仕上なのだが、彼と敵の距離は30センチも離れていない。
普通、それほどまで近いのならば何か感じそうなものなのだが──
男「哀れ、ですよね──こんなに直ぐそばにいるというのに」
アイテムの人間達は気付かない。
何故なら敵は見えないし存在を感じる事もできない。
そういうモノなのだ。
敵の着用している駆動鎧は──。
男「私にはこの駆動鎧がどのような理論で彼女達が存在を感じられないのか」
男「はたまた彼女らをループさせているのかは分かりませんけどね──」
麦野沈利、絹旗最愛、滝壺理后、浜面仕上は気付けない。
それは敵の知り及ぶところではないが、魔術と呼ばれるものだから。
楽な仕事、だった。
ただ単純な指令『アイテムをループさせていろ』という単純な命令。
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