71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/03/28(月) 23:23:23.12 ID:sX6/0YS4o
────────
ドアを開けるとそこは部屋、だった。
ホテルのエントランスホールのような広さに
天井につけられている電球のようなもの一つだけで部屋全体は明るかった。
そんなだだっ広い部屋の中心に革張りの、いかにも偉そうな人間が座るような椅子が一つあった。
椅子とは誰かが座るものであり──つまり実際に座っている人物がいた。
白系のセーラー服を着た飄々とした態度の黒髪の少女が足を組んで座っていた。
可愛いというよりかは美人というカテゴリーに入る少女は少々気だるそうな声で浜面達に話しかける。
「……お前達が廊下で事が終わるまでループしていてくれれば最高だったんだが」
「そうすれば私はずっとココで暇してるだけで済んだのだけど」
麦野「へぇ。ソイツは残念だったわね一応確認するけどお前がアレイスター?」
あふぁ……と小さく欠伸をしながら少女は浜面達に向かって告げた。
──少女の名前は雲川芹亜という
アイテムの崩壊は、ここから始まっていた──。
雲川「“最高っていうのはあなた達アイテムにとって”だったんだが」
雲川「こうして優秀な人材を殺さなければいけないのは本当にもったいない」
113Res/98.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。