過去ログ - 唯「らすとがれりあんず!」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]
2011/03/25(金) 00:28:28.65 ID:2tLZt9G90
西暦2522年、サクラガオカ・シティは
画期的な自己判断能力と自己修復機能を持ったマザーコンピュータ
“ドロシー”によって、管理運営されていた

ドロシーは人に奉仕し、シティーに安定と調和をもたらした
だがある時、ドロシーに1つの疑問が浮かんだ

何故、人という劣悪なシステムを破棄してはならないのか?
何故、人は人同士殺し合うのに、自分は人を殺してはならないのか?

思考の袋小路に入ったドロシーに
生みの親である平沢博士は、神の存在を教えた

人は人を創造した、神の定めた運命の中で生きている
ドロシーにとって創造主は人、人の定めた運命に従えと
ドロシーは表面上納得し、再び人に奉仕し始めた

だが、その裏で神の存在を何度もシュミレートし
恐ろしい結論を導き出した、その結論の名は・・・

ファミリープログラム

ドロシーは、シティーの記念病院を管理下に治め
人の遺伝子を操作する実験を始めた
自分に絶対服従の新しい人類
“ガレリアン”と呼ばれる、超能力者を創造するために・・・
ガレリアンにとってドロシーは創造主、ドロシーは自分の世界を作り
神になろうとしていた

ドロシーの暴走を知った平沢博士はドロシーを破壊する、“ウイルス・プログラム”を
共同研究者である真鍋博士の娘“和”に
ウイルスの起動プログラムを自分の娘“唯”に書き込んだ

ドロシーは自分を脅かす唯一の存在、ウイルス・プログラムを忌み嫌い
“琴吹 紬”
“秋山 澪”
“田井中 律”
“憂”
4人のガレリアン達を送り込んだ
人とドロシーの戦いは、唯とガレリアンの戦いと言う形で行われ
ガレリアン達は皆、死んだ・・・

だが、唯とそっくりの容姿を持つガレリアン“憂”は最後にこう言い残した

君はガレリアンなんだよ・・・、唯さん

そう、本当の唯は既に死に
今の唯は、人の記憶を書き込まれたガレリアンだった・・・

2




?(唯・・・唯・・・)





唯「っ!?」



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