過去ログ - 女「君は、音楽の魔法を信じるかい?」
↓
1-
覧
板
20
52
:
“青年”の世界
◆ZoaEhxgi7I
[sage]
2011/03/28(月) 01:10:06.91 ID:SY06P/910
そうして、
駅“西口”で佇んで、着の身着のままの逃亡生活をするのがこの青年。
ポケットから煙草を取り出し、咥え、ライターで火をつけた。
家族も仲間も、青年にとって唯一無二の存在だったが、
流石にもう、どっちの復讐もする気にはなれなかった。
2回の喪失により、彼の心は折れて、完全に空っぽになっていた。
もはや彼の心の中には、空気より軽い何かしかない。
ただ頭の中まで空っぽではなかった。頭まで真っ白なら、すぐに追跡者に捕えられるだろう。
マフィアの世界では、裏切者や逃亡者が許されることは、決してない……
彼には計画があった。海外への高飛びだ。
生きる残るため、追っ手の届かない世界の果てへ。
1人で逃げていく。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
114Res/45.70 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 女「君は、音楽の魔法を信じるかい?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1300989878/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice