過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/27(日) 21:11:49.41 ID:/Fwu0hYwo

「……私に関わるとアンタも追っ手に襲われて危ないわよ?」

「だとしても、土地勘の無さそうなお前一人で逃げるより、ここに住んでる俺が協力した方がいいだろ? それとも、お前も追っ手もこっちに来てから長いのか?」

「ううん、私がこの街にいるのは昨日の夕方からよ。その時から既に追っ手に見つかってて、そっから徹夜で逃げ通し」

「じゃあやっぱ俺が……」

「アンタさ、やっぱお人好しにも過ぎるわよ。そもそもなんで私が追われてるのか、犯罪者なんじゃないかって疑ったりとかしないの?」

「犯罪者ぁ? お前みたいのが大した犯罪なんて犯すとは考えにくいんだが……」

「忘れたの? 私は電撃を操る超能力者よ? 見た目や年齢なんか関係ない」

「……、だとしても、俺はお前が悪い奴には見えねぇよ。少なくとも、一晩中追い回されて体中青アザだらけにされるような犯罪を犯した奴には、とても見えない」

「随分私の事買ってくれちゃってるわね。アンタがそこまで私を信用してくれるのは嬉しいけど、さ。アンタはなんで、会ったばかりの私にそこまで言えるのよ?」

「……短い時間だって、分かるさ。お前が悪い奴じゃないって」

「…………私が、悪い奴じゃ、ない?」

「ああ、そうさ。だから……」

「ふーん、でもさ、それって――」




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