過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/02(土) 23:23:05.59 ID:S/3pliMxo
                           レールガン
「よォ……。その様子だと逃がしたようだな、超電磁砲を」

「……情けない事に、その通りです。とミサカは自らの失態を隠す事無く報告します」

「チッ、まァ残りカスみたいなもンだとは言え、曲がりなりにも超能力者、ってェ事か」

「それもありますが……今回は謎の闖入者がいましたので。とミサカは新たな情報を共有します」

「闖入者ァ?」

 白い少年が笑みを収め、ギロリとその紅い瞳を動かし睨みつけて来た。

 ビクッ、と少女は思わず身を震わせる。
 すぐに気を取り直し姿勢を正すが、既に見咎められていたようで、少年がチッ、と舌を鳴らした。

「オイオイ、気持ちは分かるが今は俺ァお前を害するつもりはねェンだ。あンまりビクビクすンじゃねェよ」

「すいません。しかしこれもミサカ達が少しずつ人間らしい感情を得た証拠と思うと、不便ではありますが感慨深くもあります。とミサカは少し場違いな感動を覚えてみました」

「ハッ、確かになァ」

 少年が嗤う。




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