過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:53:45.52 ID:j3QG2qEvo

(――それが、何になるって言うんだよ……)

 分かっている、全てが解決したら、美琴は元の生活に戻る為ロンドンを去り、学園都市へ帰る。
 このまま解決しなかったら、とか学園都市全てが美琴の敵だったら、とか想像しないでもないが、それは美琴にとっての不幸で、その事態に陥らないように協力する事こそが上条の本意だ。
 全て丸く収まって、色々と世話になったわね、学園都市に来たら歓迎するわ、と笑みをかわしあい別れるのがこの物語のハッピーエンドだ。それ以上何を望むというのだ。

 このままの生活を延々と続けるわけには行かないのは上条だって同じだ。早くこの状態が解消されるのが一番に決まってる。それなのに、何故上条の心は小さな引っ掛かりを覚えてしまうのだろう?

                                オカルト          ESP
 上条と美琴は住んでいる国も、世界も違う。上条は魔術の世界、美琴は科学の世界。上条はイギリスはロンドン、美琴は日本の学園都市。
 二つは決して交わることは無く、偶然に偶然が重なって、刹那のすれ違いが訪れただけ。

 たったそれだけの話。
 それだけの話なのに、何故か上条の心は波打つようにざわめき、何故だか無性にイラついて、


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