過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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462:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/20(金) 15:12:20.65 ID:71hECwpPo

――カツン、と路地に乾いた金属音が鳴り響く。


 暗闇の奥、その闇の中でぼんやりと浮かび上がる、白い人影。
 その双眸は、紅い、まるで血の色のような紅。

「よォ、こンな所で何やってんだ? 三下ァ……」

 カツン、と右手に持った変わった形の杖を突き、その白い悪魔がニタァ、と嗤う。

 その悪魔を目にしただけで、上条の周囲の空気が2〜3度下がったような錯覚を覚えた。
 全身から異様な汗が噴き出し、シャツが肌に張り付く感覚が気持ち悪い。

 それだけの、威圧。
 それだけの、畏怖。

 理由も分からず、上条はその白い人物に睨まれ、ただただ立ち尽くしていた。

 アクセラレータ
 一方通行。


 御坂美琴が恐怖の記憶と共に語った、学園都市最強の悪魔が、上条の前に立ち塞がっていた。


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