過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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53: ◆MDOfmX8bYE[saga]
2011/03/26(土) 20:09:56.04 ID:X5AOPpqso

    オカルト
 だが、魔術が存在する事を上条は知っている。


 ここ、霧の中の街であるロンドンで、表の世界の住人には決して知られないまま、魔術はあちこちに潜み、溶け込んでいる。
 そんな事を通りを歩く学生もしきりに時間を気にしているビジネスマンも楽しそうに歩く親子連れも真っ白い服に銀髪の少女も一切知らず、のほほんと平和で退屈な日常を過ごしている。

「…………」

 そのまま何も見なかった事にして通り過ぎようと上条が歩を進めようとすると、その白い銀髪少女が物凄い形相をしながら前方に回りこんできた。

「ちょっとそこのツンツン頭! 今あからさまにスルーしようとしたよね? いい度胸してるかも!」

「……あー、なんだチビッ子魔神か」

「むきーっ! 私にはインデックスってちゃんとした名前があるんだよ! いい加減ちゃんと覚えて欲しいかも! 貴方初めて会った時からチビッ子って言ってるし!」

「初めて会った時……?」

 言われて上条はその時を思い出してみる。




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