過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage saga]
2011/03/28(月) 23:11:25.31 ID:gqKd6v2y0

「あの…先輩?」
「ん?」
「先輩がもしよければ、の話なのだけれど…。
そういうことなら、昼食は……わ、私が毎日用意してあげてもいいのよ?」
「…えっ!?ホントか!?」

こういうのを『棚からぼた餅』っていうんだったっけ?まあいいか。
…これってアレだろ!?明日からは『毎日』“常闇の匣(ハコ)”が…じゃなくて、あの愛妻弁当が食えるってことだよな!?

俺が予想外の展開にポカーンとしていると、黒猫が心配そうな顔になった。
いけねえいけねえ。弁当の感想の時といい、こういう時はすぐに返事しないとダメなんだったぜ。

「どうしたの?べ、別に強制するつもりはないから…厭なんだったら………」
「いや、そんなことない!普通にすごく嬉しい!
お前の弁当が毎日食べられるなら、昼休みはもちろん、眠くなる午前中の授業も頑張れそうな気がしてきたぜ!
…でも、毎朝手間かけさせんのは何か悪いなぁ……。お前は大丈夫なのか。」
「それは問題ないわ。
どちらにせよ妹の分は毎朝作らなくてはならないし、いつも食材が中途半端に余ってしまうから私は構わないのだけれど…。
…ど、どうかしら?」

これでもう、遠慮はしなくていいんだよな?
よーし、そういうことなら……俺の言葉はこれで決まりだ。

「じゃあ遠慮なくお言葉に甘えさせてもらうぜ!黒猫、明日からよろしくな!今日みたいに美味いの頼むぞ!?」
「ふふふ…。当然でしょう?明日は先輩を更なる深淵の闇へと誘うことを約束するわ。」

…更なる深淵の闇、か。
よくわからんが、こんなに自信たっぷりに豪語してくれてんだから、こりゃかなり期待してよさそうだな。
明日が楽しみになってきたぜ!





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