過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)
2011/03/29(火) 02:10:50.43 ID:uH4czZPg0
 
三十分ほど歩き電気屋についた。運がいいことに渡った信号はすべて青で、30分ほど早くつき時刻は2:00。
「電子辞書は2階に売ってるみてぇだな。」
俺は店内案内版を見て言った。まぁ秋葉の電気屋を散々見た俺は案内板など見なくてもどこに何があるのかなんて感覚でわかるけどなっ!・・・・なんか悲しくなってきた。
「どうしたの?京ちゃん。」
「なんでもねぇよ。」
電気屋のことを詳しく知りすぎてて、悲しくなってました。なんていえるか!!


「はぁ〜電子辞書って言ってもいっぱい種類があるんだねぇ。」
「まぁどれ選んでも大した違いはねぇだろ。」
と言ったもののどれを選んだらいいものか全くわからず、結局店員のお世話になったのは内緒だ。
時刻は2:45俺は真っ黒の電子辞書、麻奈美は俺と同じ機種の真っ白の電子辞書を購入し本日の予定はこれで終了だ。
一階へ降りる途中さっきまで俺たちがいた電子辞書のコーナーに桐乃がいたような気がしたが。・・・まぁ気のせいだろう、あいつがこんな小さな電気屋に来る訳もないしな。



「キ・・・・ア・・・・キィ!!」
店を出て数分歩いたところで誰かが俺を呼んだ気がした。
 振り向く
→振り向かない
気のせいだろうと俺は再び歩き出そうとした瞬間
「うぉっ!?」
俺は後ろから誰かに突き飛ばされた、慌てて後ろを振り向くと・・・
ドン!!!
脳まで響き渡る鈍い音が聞こえ、喉が一瞬にしてカラカラになる、俺は目の前で起こった出来事を全く理解することができなかった。
「桐…乃?」
小さな声でゆっくりと呼びかけた。
なんだ?どういうことだ?目の前で妹が桐乃が車に轢かれた?
「桐乃!!」
俺は倒れている桐乃へ再び声をかける今度は強く大きく。
返事は返ってこなかった……………




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