過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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214:122
2011/04/01(金) 06:31:34.97 ID:Oj9UyXtR0
じゃあなんでお前は大っ嫌いな桐乃を探したんだ? 
嫌いな妹の事なんて知らんふりしとけばよかったんじゃねーの?
あんな必死になって探す必要なんてどこにもなかったんじゃねーのかよ。

兄貴だからって逃げは今日は無しだ。

結局お前は“普通”じゃない生活を桐乃とのやり取りを楽しんでたんだよ。
いい加減認めて帰ろうぜ? 俺が大好きな“普通じゃない”生活へとさ。

Q 貴方は“普通”が好きなのでしょ?選ぶのは貴方。
A俺は前者……“普通じゃない”生活が好きだ。

打ち込んだ瞬間、世界がぐるりと回りだしたような感覚に襲われた。
瞬間俺は言葉では表すことができないような不思議な感覚、しいて言うならまるで
夢でも見ているような感覚に陥った。

「お兄ちゃん、メリークリスマスっ!!」
「ありがとうっ!! 兄ちゃん嬉しいぞ」

どこか遠い昔みたことあるような気がするやり取りが広がっている。
兄妹だろうか?
妹の頭をなでる小学生くらいの男の子と撫でられてうれしそうにしている女の子。
そしてその男の子がもらったものは…………

ジリリリリンッ ジリリリリンッ ジリリリリンッ
…………我ながらなんという夢だ。

枕の下に「涼宮の消失」なんて本を入れたのが間違いだったな。
まぁいいまずするべきことは1つ
ジリリrカチッ
目覚ましを止めることだ。
まだ完全に目が覚めてないのか俺はつい机の上にあるパソコンを確認してしまった。
………ったくそんなことあるわけねぇだろうがよ。
俺は苦笑し、着替えを済ませ下へ向かった。

あいつらの事だ、どーせ普通じゃないパーティーをするつもりだろう。
まぁその予定について話す前に俺は桐乃に言わなくてはいけないことがあるけどな。

   昨日はすまなかった、パーティ楽しみにしてるぜってな。



            

            〜end〜


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