過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
↓
1-
覧
板
20
524
:
◆Neko./AmS6
[sage saga]
2011/04/17(日) 20:48:56.42 ID:tbBN9wvGo
「よっ! ど、どうよっ、ブリジットちゃん、怖くねえか?」
「は、はいっ、大丈夫です。……でも、少しだけくすぐったいです」
「あやせ、ブリジットちゃんのスカートが目に掛かって前が見えねえんだ……
後ろにいるんだろ? 何とかしてくんねえかな、このミニスカート」
「お兄さんには、その方がいいんじゃないんですか?」
初めから数えて十数回目のリフトを成功させた頃には、俺の腕はパンパンになっていた。
このままブリジットを下ろせば、一気に力が抜けて地面に落としちまうかも知れねえ。
俺はブリジットを一旦自分の肩で受け止め、抱きかかえながら地面に下ろそうとした。
「ブリジットちゃん、ちょっとだけスカートが捲れちまうけど……我慢してくれな」
「いっ、いいえ……マネージャーさん……あ、あの……えっ、あっ……」
ブリジットを抱きかかえた際、妙に柔らかで弾力のある感触を頬に感じたんだが、
それが何なのか確かめている余裕はなかった。
ブリジットを見ると、なぜか顔を真っ赤にして俯いたままモジモジしている。
一方、これだけやればいくら何でも十分だろうと思ってあやせを見ると、
あやせは地面にひとり腰を下ろし、不機嫌そうな顔で俺を見据えていた。
この眼は、絶対に何かロクでもねえことを考えている眼だ。
すると俺の視線に気付いたのか、あやせは急に表情を和らげ立ち上がった。
「ブリジットちゃん、今からお姉さんが見本を見せるから、しっかりと見ていてね」
「は、はいっ、あやせお姉さん、よろしくお願いします」
あやせはブリジットにそう言ってから、その場で何度も屈伸運動を繰り返した。
おいおい、冗談だろ。いくら事務所の先輩で後輩思いだからって……何考えてんだよ。
まさか、本気で言ってるわけじゃねえよな。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/717.08 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1301131029/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice