過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga]
2011/03/28(月) 00:48:46.83 ID:WA/y1DO70

どうでもいいことを私が頭の片隅で考えていると目的の物を手に入れたんだろう、もう一度兄貴の部屋の扉の音がこの場に響く

……、さて、そろそろ行きますか

もういいだろ。そう私が考えてもう一度階段を上りだす
や、や、やっぱり今兄貴は私のパ、パ、パンツを使ってナニをやってるのかな?

そこまで考えたところで私は自分の顔が赤くなってきてるのを自覚してしまう
なに考えてんのよ!

自分を一喝すると改めて兄貴の部屋の前に立つ。

そしてドアノブを掴むと勢いよく引く
「あ、あ、兄貴!!、早く私の物を返しなさい!!」
上ずった声が出てしまったが何とか伝えたい事は伝える事ができた

言い切って数秒が経つと私はゴクッと生唾を飲み込み、そっと目を開ける

だが、そこには私が思っているような光景は無く、兄貴が私が買ってきていた低カロリーのカップラーメンを貪っている光景があった

「………は?」
思わずそんな声が漏れてしまう

兄貴も最初は目が点になっていたが正気に戻ったのだろう、凄い勢いで地面にオデコをぶつけ、わずか三秒で土下座の体勢になった
そして物凄い大きな声で謝ってきた
「すみません!!!、腹が減りすぎてたんだ!!!」
うわぁ、兄貴、汗で顔テカッてんなぁ

そんなくだらない事を無意識の内に考えていた私もやっと頭が現状に追いついてきた
え?、なに?、ってことは全部私の空回りだったって事?
どうしても結局はそこに戻ってしまう

その考えに至った瞬間、私の体と顔は光ってるんじゃないか?、という位に熱くなり、頭も上手く回らなくなってきた

私はとにかく恥ずかしくて、なんだか兄貴が無茶苦茶ムカついて
兄貴の顔面を思い切り蹴ると、お腹の底から声をだし、こう叫んだ



「期待させんな!!、バカ兄貴!!!!」




その後私は兄貴の顔とか脛とか鳩尾とかを殴り続け
兄貴が意識があるうちに今週の土日を私のために働かせる約束をしてから、とどめとして連続で鳩尾を十発ほどお見舞いして安らかに兄貴を眠らしてあげたのだった




終わり


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