過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9
↓
1-
覧
板
20
795
:
◆NAZC84MvIo
[sage sage]
2011/05/01(日) 17:14:35.98 ID:fomMeBZw0
「・・・お前と仲直りさせるために呼んだんだよ」
「ひ、久しぶり・・・」
ひときわ緊張した様子で桐乃が出てくる。
思い返せばこいつが最後に会ったあやせはあの状態だったからな、緊張するのも無理はない。
「いまさら・・・何の用なんですか?新垣さん」
ぐ・・・、さっきの様子から説得できたと思ったのになんだこの態度の差は!
「あやせ・・・、お前が気持ち悪いって言った桐乃の趣味はさ、
俺のお前への気持ちと同じようなものだろ?なんでそんな嫌がるんだ?」
「そ、そうよ!!よく読みもしないで人の趣味否定しないでよ!!
いいじゃんあんたにはこんな兄貴がいるんだから!!」
「一緒にしないでっ!!!」
鬼の形相とでも言うような様子で桐乃を怒鳴りつける――
「わたしのお兄さんと・・・よく知りもしないでそういう話を好む人たちを一緒にしないで!」
「な・・・何よ」
「よく知りもしないのは・・・桐乃の方だよ!
お兄さんがどれだけ私を大切にしてくれてるか知らないで・・・
それをあんなのと・・・あんな汚らわしいものと一緒にしないで!」
「あ、あたしだってあんたの兄貴みたいな兄弟が欲しかったの!
そういうのに憧れるのが悪いって言うの!?」
「うるさい!あんな犯罪者予備軍が書いたようなモノが良いはずがないでしょう!!」
もの凄い形相で桐乃を責めたてるあやせ――
これはきっと桐乃への思いの裏返しだ。さんざん聞かされてきた俺には分かる。
あやせは桐乃が大好きで、尊敬してて、友人であることを誇りに思ってたくらいだ。
だから、桐乃が自分が嫌悪するオタクという人種だったことが耐えられないんだろう――
涙を浮かべる桐乃――
第三者の俺ですら耳をふさぎたくなるような暴言――
そして、その言葉を発するあやせ――
あやせの心が桐乃への好意と憎悪で壊れそうになっている――
やめてくれ。もういいから!!もうわかったから!!!
「もうよせ!!あやせっ!!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/717.08 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.9 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1301131029/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice