16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2011/03/27(日) 00:20:36.29 ID:mcrF5brAO
他にも彼女には不思議な点が幾つかある。
その一つが、磨き抜かれた体術だ。
いざ自分でやってみようと思っても全く出来ないが、さっきの様な場合は身体が勝手に動く。
まるで覚えていたかの様に、だ。
それは、記憶を無くす前の自分は凄かったんだな、と彼女の中では結論付いている。
しかし、それを彼女はとても喜んでいた。
悪い輩を成敗して、弱い人たちを守る。
それは彼女が数多く知るハッピーエンドの一つだったのだから。
「ふっふふーん」
すっかり機嫌が直りスキップで帰る少女は、とても満足そうな顔をしていた。
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