160:伊吹 ◆LPFQRD/rxw[saga]
2011/08/27(土) 07:21:47.26 ID:/ti5uj1AO
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亜弥「黄泉川おねーちゃんは、警備員だよね」
黄泉川「? 当然じゃん?」
食べながらの会話。
黄泉川は話の意図が掴めず疑問を返す。
亜弥「じゃあ、レベルアッパーの事について、何か知らないの?」
黄泉川「……非合法で危険なドラッグとは聞いてるじゃん。だけど、上から細かい通達は無いから……詳しくは知らんじゃんよ」
黄泉川「それに、知ってても教えないじゃん」
亜弥はムッとした顔になった。
亜弥「なんでそういうイジワルするの?」
黄泉川「教えたら、亜弥は犯人を探しにいくじゃん?」
亜弥「そりゃ……うん」
黄泉川「子供を危険に晒す訳にはいかないじゃん」
黄泉川はパスタを啜る。
亜弥「じゃあ警備員が犯人を捕まえてくれるの?」
黄泉川「指示があれば、じゃん」
亜弥「……指示がなかったら?」
黄泉川「動けないじゃん。辛い所だけど、こればっかりは仕方ないじゃん」
黄泉川「子供たちを守りたくて警備員になったはずなのにな……大人ってのは難しいんじゃんよ」
亜弥「…………」
亜弥は食べる手を止めて考え込む。
黄泉川「亜弥?」
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