23:1[saga]
2011/03/31(木) 08:59:06.04 ID:WEpReWvAO
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亜弥「ありゃ、ご飯が無いよー?」
彼女は冷蔵庫を開け、ほどなくして落ち込む。
彼女の主食――フローズンフードの買い置きが切れていたのだ。
このままでは夕方を空腹で過ごす事になる。
彼女は料理が出来ない。
いや、もしかしたら出来ていたのかもしれないが、記憶と共にその詳細も彼方へと旅立ったのだ。
亜弥「うーん、しかたない。今日はお出かけして食べよう!」
決めたら速く、財布の中身と鍵を確認してポケットに突っ込む。
玄関に走り、靴をトントンと慣れた調子で素早く履いた。
亜弥「いってきます!」
誰もいない部屋の誰かに向かって挨拶を一つ、彼女は駆け出した。
残されたドアから、オートロックの音がした。
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