28:1[saga]
2011/03/31(木) 09:25:01.93 ID:WEpReWvAO
――――
御坂「何で……何ともないのよ?」
それは少女の純粋な疑問だった。
只では済まない電撃を放ったつもりだったのだろう。
亜弥「何で?んー、良く分からないけど、何か効かないよ」
少女はジリ、と彼女との距離を詰める。
御坂美琴にとって、目の前の存在は何から何までイレギュラーだった。
問い詰める。
御坂「アンタ誰よ?」
亜弥「ぼ、ボクは御坂亜弥だけど……何でそんな怖い顔なの?ほら、悪い奴やっつけたしハッピー――」
御坂「黙りなさいよ。質問に答えて」
亜弥「…………」
御坂「答えなさいよ!」
亜弥「黙れって言ったのに!?」
御坂美琴のイライラが高まっていく。
それは漏れ出した電気から見てもも明らかだった。
亜弥「(怒ってるのかな。でも何に?)」
考えても分からない、から。
亜弥「(とりあえず逃げよっ)」
彼女は一目散に店から飛び出した。
御坂「ま、待てこのっ!」
それを急いで追いかける御坂美琴。
レストランの店員は漸く一息ついたのだった。
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