42:1[saga]
2011/04/10(日) 00:22:00.53 ID:1jkneDFAO
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亜弥「ねぇ、キミ。なんでこないだは勝手にどこかへ行ったの?」
介旅「は、はぁ……?何の事ですか?」
少年は彼女を警戒しながら、問うた。
あれだけの立ち回りを見せられては、致し方無い部分もあるだろう。
亜弥「だーかーらー、こないだ助けてあげたのに『ありがとう』を言わなかったでしょ!?」
彼女の柔らかな頬がプクッと膨らんでいる。
表情豊かな彼女の顔は、少年に意思を伝えるのに一役買ったようだ。
介旅「あ……うん。ありがとう、ございました?」
亜弥「…………」
介旅「……?」
あれだけ喧しかった彼女が急に大人しくなったので、少年はふと目線を彼女に向けた。
瞬間、
亜弥「んふふー!!やったー!」
彼女の弾けるような満面の笑顔を目にしたのだった。
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