46:1[saga]
2011/04/10(日) 01:04:15.97 ID:1jkneDFAO
――――
亜弥「あややややややや……」
介旅「(『や』が多い……?)どうした?」
随分と歩いた後の彼女の発言。
となれば次にくる言葉は限られるだろう。
亜弥「疲れたよー……ちょっと公園で休も?」
介旅「お、おぅ?」
疲れたと言う割にはグイグイと少年を引っ張っていく彼女。
連れられるままに、少年は彼女と二人でベンチに腰掛けた。
亜弥「んふー……一息ついたー……」
だらしなくグッタリする彼女。
少年といえば、上から覗く角度になるので、チラチラみえる彼女の胸元の微妙な膨らみや項に目線が行ってしまっている。
そこで少年は気付く。
自分に今までこんな女っ気が無かった事に。
ドキドキするのも仕方無いのだ。
少年がぼんやりとしている所に、彼女から声がかかる。
亜弥「ねぇねぇ初矢くん」
介旅「ひゃいっ!?……何?」
声が裏返ったと言う事実の揉み消しを謀った少年。
亜弥「あの腕に何か巻いてる人ってたくさんいるよね。なんなんだろ?」
揉み消し成功。
しかし、その質問の内容に少年は顔をしかめる。
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