過去ログ - 上条「ようパリパリ」麦野「パリパリ言うな!」
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/01(金) 09:15:19.50 ID:IZxHVl5N0
第一章 突然の出会い  Sizuri_Is_My_Angel

スキルアウト1「お姉さん綺麗だね〜、俺たちと遊びに行かない?」

スキルアウト2「大丈夫、大丈夫!ただカラオケに行くだけだから!」

スキルアウト1「お前そんな事言ってこの前妊娠させてたじゃねえかよ〜」

スキルアウト3「ぎゃははははは!!!」

麦野(うぜえ…)

第七学区にある暗い路地裏、もう完全下校時刻を過ぎている事もあり、辺りに人気は全く無い。
そんな場所で複数人の少年たちに囲まれている少女(?)、麦野沈利は苛ついていた。
学園都市に七人しかいないレベル5、その中でも第四位に数えられ、群を抜いた凶暴性を誇る彼女を苛つかせておいて、何故少年たちは未だ五体満足なのか。
理由はいくつかあるが、一つは彼女がルームメイトである白井黒子に気をつかっているからである。
日夜『風紀委員』として学園都市中を奔走し、時には荒事もこなす彼女が疲れていないわけが無い。
故に、せめて自分が問題を起こすような真似だけは避けようと誓っていたのである。
しかし

麦野(うぜえうぜえうぜえブチコロしてやろうかこの×××ども誰がお姉さんだ私はてめえらより年下の中二なんだよブチコロブチコロブチコロ…)

その誓いは早くも破棄されそうな勢いである。
生まれつき老けが…ゲフンゲフン、大人びた顔立ちをしている彼女は幼い頃より年齢を間違われてきた為、自分の見た目にコンプレックスがある。
今だって「コスプレ?」と言われるのを防ぐ為にその辺りで適当に買ってきた安物(某ウニ頭の生活費2年分)の服を制服の上に着ている。
それほどまでに気にしている点に軽々と触れてしまったこの少年たちは何と言うか、まあ運が悪かったとしか言えない。

麦野(ま、まあいい、落ち着け私、この程度の事昔から言われ続けた訳だし、こんな事で黒子に迷惑掛けるわけにもいかないしね)

麦野もようやく平静を取り戻し、殺意を抑えることに成功する。
このまま余計なことを言わずに、この場を去るなりなんなりすれば命は助かるのだが…

スキルアウト7「まさかその年で処女ってわけないよねーw」

麦野(あ、こいつら殺そう)

やってしまった。


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