過去ログ - 上条「ようパリパリ」麦野「パリパリ言うな!」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/01(金) 09:20:45.17 ID:IZxHVl5N0
上条「ヒーロー気取り?そんな大層なもんじゃねえよ、ただお前らみたいなのを見てるとムカつくんだよ!」

その台詞を聞いた麦野は一瞬だけ、本当に一瞬だけときめいてしまった、今時こんな人間がいるのか、と
しかし、そのときめきは上条の次の台詞で粉々に打ち砕かれる。

上条「それに見ろ、あの人を!もう大分年いってる様に見えるのにあの言葉遣いだぞ!」

麦野(ビキッ)

上条「いい年してあんなに落ち着き無い人と遊んで楽しいのかよ!」

麦野(ビキビキッ)

上条「俺はお前らみたいな群れなきゃこんなおばさんしか誘えないような奴、ムカつくんだよ!」

麦野「…しは…」

上条「ん?」

麦野「私はまだ14だぁぁぁぁぁぁ!!!!」

そう叫んだ麦野の前方から巨大な光線が発射される、そう、これが彼女の能力『原子崩し』なのだ。
詳しい原理は説明するのが面倒なので省くが、まあ要するに全身ビーム砲の様なものと思っておいてもらって間違いは無い。
その威力は凄まじく、人間をあの淫獣のように穴だらけにすることなど容易い。
そんな物騒なものを怒りのままに叩きつけたのだ、無事で済むはずも無い。
我に返った麦野は、早くも誓いを破ってしまった後悔と、もしかしたら人を殺してしまったかもしれないという恐怖に襲われる。

上条「あっぶねー、何だ今の?」

しかし少年は生きていた、その事実は麦野に更なる衝撃を与える。
おかしい、こんな事はあり得ない、自分の原子崩しを、それもアレだけ高出力の攻撃を受けて何故傷一つなく立っていられるのだ
何らかの能力を使って相殺したのか?いや、第四位である自分の攻撃を打ち消せる程の火力を持つ能力者など聞いたことが無い。
考えても分からないことを悟った麦野はシンプルな問いを口にする。

麦野「あんた、レベルは?」

高位能力者は自分の力を誇示したがる、原子崩しを打ち消せる程の力を持つ能力者ともなると恐らくレベル4以上だろう。
上手くいけば能力名や名前を聞き出せるかもしれない、そう踏んでの質問だった。
上条は特に躊躇う様子も見せず、あっけらかんとした様子で答えた。

上条「レベル?能力判定はレベル0だ」



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