2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:21:30.95 ID:GL6Pvosm0
仁美「ええ。何でしょう」
さやか「何でしょうって、恭介の事くらいしか話す事なんて無いんだけどさ」
さやか「ああ、まあでも、ちょっと遠回しな話し方のほうがいいかな」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:23:11.47 ID:GL6Pvosm0
仁美「ツラい事があったなら幸せな事も必ずやってくるという考え方ですか?」
さやか「そう」
仁美「そういう考え方も一理あるかと思います」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:23:53.97 ID:GL6Pvosm0
さやか「そうそう」
さやか「いやあ、仁美は理解力があって話しやすいから助かるわー」
さやか「つっても並大抵の事しか話してないけどさ」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:24:58.45 ID:GL6Pvosm0
さやか「だね……」
さやか「世の中っていうのはさ、ケッコー理不尽だよね」
さやか「差し引きプラスマイナス0の人生なんて多くの人にとっては嘘なワケよ」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:26:26.24 ID:GL6Pvosm0
仁美「?」
さやか「ここで問題なのは、操作する側の人間はその点で一切合財なにも利益も不利益も被らないっていうこと」
さやか「操作する側の人間は絶望と不幸の収支が必ず一定になる」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:27:20.83 ID:GL6Pvosm0
仁美「ちょっと話が……」
さやか「でもね、それ以外の事なら結構なんでも出来るように自由を与えられてるもんなのさ」
さやか「そりゃあそうだ。体から魂が抜けて、毎日のように命のやり取りを繰り広げて」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:32:43.93 ID:GL6Pvosm0
さやか「こんなにも圧倒的な力が手に入ったんだ」
さやか「そこらへんの人間なんか、赤ちゃんの手をもぎ取るようにどうとでも出来る」
さやか「だけど魔女になってしまえばその力の使い方に、絶望の晴らし方に自由はもう無いだろうと思う」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:33:36.01 ID:GL6Pvosm0
さやか「グリーフシードに穢れを押し付けて、あとはあの悪魔に飲み込ませておけばいい」
さやか「でも限界があるんだ。そりゃあ、私以外にも魔法少女はたくさん居る。誰だって穢れを溜め込みたくは無い」
さやか「だったら競争相手の居ない狩場を探すしかない。私だって出来れば身内は殺したくはないからね」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:35:22.85 ID:GL6Pvosm0
さやか「火力発電が駄目なら水力発電ってわけよっ」
さやか「原子力発電は最初に使った。原発事故は免れ得ない」
さやか「水力発電ならわりとエコじゃん? 消耗品が少ない」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)
2011/03/27(日) 11:36:04.39 ID:GL6Pvosm0
さやか「ただし電力と違って、希望と絶望にはエントロピーが、無い。確実な収益が見込める」
さやか「そしてダムとそれに近づいてくる資源も優秀だ」
さやか「恭介に近づきたい女は多い。仁美みたいな女子はたくさん居る」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/27(日) 13:29:28.71 ID:Lqtoa9JDO
さやかが更に壊れた…
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