110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:15:41.02 ID:3VwabWPNo
少年「正直に言うけどさ、俺だって男だ」
少女「……うん、言いたい事はわかってる」シュン
少年「いや、だからさ……」スッ
少女「んっ」ピクッ
少女(ほ、ほっぺた触られただけなのに身体に電気走ったみたいっ)ドキドキ
少年「目、閉じてくれるか?」
少女「う、うん」キュッ
少女(心臓爆発しそう……)
少年「少女」
少女「しょうねん、くん」
……ドーン
少年「っ、何の音だ!?」
少女「ほへ?」
メイド長「お楽しみのところ申し訳ございません。緊急事態です!」ガチャ
少女「おおおおおお楽しみなんてっ」アワワ
少年「何かあったのか?」
メイド長「正体不明の一群に『扉』を抜けられました」
少女「え?」
メイド長「人間のようですが、正体不明。魔法を使うとのことです」
少年「魔法を!?」
少女「最前線基地には誰が居ますか?」
メイド長「本日は獣王が当直です」
少女(獣王さん、聞こえますか?)
獣王『魔王様! 人間のやつらが侵入! こいつら、勇者の力をっ』
少女「勇者の力……?」
少年「もしかして」
メイド長「統合連合……」
少女「急いで向かいます。獣王さん以外の四王は?」
吸血鬼「こちらに」
海王「参っております」
竜王「もう少しでしたな」
少女「……覗いてたの!?」カァァッ
吸血鬼「なんの事でしょうか。それよりも」
少女「うー……あとでちゃんとお話伺いますからね! 四王はそれぞれの領地を守ってください。私と少年君、後輩ちゃん、メイド長さんは現地へ。各部隊のみなさんにも出動命令を」
四王「ははっ」
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