76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/04/01(金) 13:56:41.32 ID:YZbjmkcXo
少女「皆さん、絶対に生きて戻って来てください! 門は私の守護魔法で絶対に破壊させません!」
魔族軍「おぉーっ!!」
魔族軍「魔王様−っ!!」
魔族軍参謀「魔王様、勇者は我々が必ず人間界に追い返します。どうぞご安心なさって下さい」ニコッ
少女「……はい。皆さんの事、信じてます」ニコッ
メイド長「間もなく攻撃予定時刻です」
少女「では、いきますっ」スゥッ
少女【世界にたゆたう数多の力よ、我に力を貸し給え……】
少女友「唄……?」
メイド長「呪文の詠唱です。魔王様が詠唱なさると唄のように聴こえるのです」
少女友「あの子、歌うまいもんね」
メイド長「魔族軍はこの唄で最後の英気を蓄え、戦いに打って出るようになりました」
少女友「わからなくはないわ」
少女【我が力、我が魔力もて。大いなる守護の光よ、護りの盾をっ!!】コォォォォォッ
フォンッ
少女友「『門』が光に包まれて……って兵士にも?」
メイド長「あらあら、思いが強すぎて兵達にも守護の光をお掛けになったのですね」
魔族軍「魔王様の光の守護だ!」
魔族軍「これで怖いモンなんかねえぞ!!」
少女「皆さんの吉報を魔王城で待ってます!」
少女友「お疲れ様」
少女「あはは」グスッ
少女友「まったくもう、あんたは。メソメソしないのっ」ギュッ
少女「ごめんね、少女友ちゃんまで巻き込んじゃって……」キュッ
少女友「あたしはあんたの傍に居るって決めたの。約束だってしたでしょ。さ、魔王城に戻ろ」
少女「うん。メイド長さんも」
メイド長「はい」
魔族軍参謀「ここはお任せください。必ずや護り通して御覧にいれます」
少女「お願いします。転移っ」ヒュンッ
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