過去ログ - 上条「これも農業なんだよ、美琴」 美琴「はいはい」
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9:VIPにかわりまして異常行動者がお送りします[sage saga]
2011/03/29(火) 01:07:46.32 ID:72YXvAGm0



上条「アイツは優しい。たとえそれが自分じゃ手に負えないことだろうが、アイツは心身投げ打ってでも助けようとするだろう。
   だけど、だけどそれなら、誰が御坂を守ってやるっていうんだ?」

上条「そうなった時、アイツはいつも独りだったんだ。俺の知らないところでも、アイツはいつも一人で戦ってたんだと思う」

一方通行「………聞いた話じゃァその通りだな、幻想御手然り、ロシア然り」

上条「そんな御坂が、ごく稀にだが俺に甘えてくるようになった。
   多分、アイツにとって俺は“自分より強く”て、“対等に扱ってくれる”存在なんだと思う」

上条「山の中っていう誰の視線も評価も気にならないところで、やっと御坂は肩の力を抜いて俺に接することが出来たんだ」

上条「だから………、オレはそれを出来るだけ受け止めてやりたいと……、そう思うんだが……」



一方通行「………ひとつ、いいかァ?」

上条「なんだ?」

一方通行「今の話の中じゃ、変わったのは“環境”だ、オマエの心情じゃねェ」

上条「………」

一方通行「違うだろォ? オレが聞いてンのは三下ァ、オマエ自身の変化だ。
     『わからない』ってェのも多分そこなンだろォがよォ」

上条「………………俺自身、か……」


上条「………そう、だから“そこ”なんだよ」

一方通行「見えてこねェ、さっさと言いやがれ」

上条「今のところ、御坂が甘えたりしてんのは俺だけだろ?」

一方通行「そりゃ、他に誰もいねェからな」

上条「…………俺は」




上条「そのままがいいなって、思っちまったんだ」







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