103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 11:48:52.61 ID:OkNw2zNMo
「騎士ではなく?」
「騎士ではなく、だ。特別扱いはしない。いいな?」
はあ、と相棒がため息をつく。
「ま、すぐにこことはおさらばだけどな」
「そうなるといいな」
傭兵隊から騎士団に移籍した例は少ないが、あるにはある。
なによりあの少女がいる。
「承知いたしました、これからよろしくお願いいたします」
「おう、よろしく!」
ウィリアムに威勢よく応じた傭兵隊長は、「というわけで」と続けた。
ついでにさしだされる一枚の封書。
「早速初任務だ」
相棒が色めき立つ。
「でけえ仕事か?」
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