13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/30(水) 23:03:57.78 ID:9b91y1IMo
「……だが、そんなの重すぎるだろ!」
「命令違反、勝手な行動。十分すぎると思うが」
騎士団長の言葉に、う、と相棒が詰まる。
「懲戒免職で済んでいることに感謝してもらってもいいくらいだな」
「それは……」
その通りだ。と、ウィリアムは心の中で頷いた。
剣の王国騎士団の規律は異様に厳しい。起床の時間から就寝の方法まで。
それこそおはようからおやすみまで付きまとうそれは、諸国の中でも類を見ない。
それはしかし、だからこそ維持できる質というものがあるということでもある。
「騎士団長自らお前たちに伝えるのだ。それだけでも光栄に思え」
と、これは副官。
「本来ならばお前たちのような見習いに直接話すような事ではないのだ」
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