214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagasage]
2011/05/18(水) 22:45:52.56 ID:MiRo0WXWo
五人の間に軽い緊張が走る。恐らく全員が全員強盗団の可能性を考えたからだ。
「……どこに?」
ウィリアムが問うと、彼女は怯えるように俯き身体を縮こまらせて囁いた。
「……右」
視線だけそちらにやると、そこにはいくつかのテーブル。それから酒場の入口。
それらのテーブルにこちらを向いている人間はいなかった。
(なら……入口!)
ウィリアムが判断したその時だった。ドアが勢いよく開いた。
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