過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/08(金) 22:58:28.72 ID:vocf9FT20
〜さやか視点〜

さやかマンション

さやか「マミさん! まどかさんも!」
以下略



203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/08(金) 23:07:40.06 ID:vocf9FT20
〜ほむら視点〜

夕闇の中、ビルの屋上から屋上へ飛び移っていく影が一つ、二つ。

前を行くのは噂の魔法少女、佐倉杏子。
以下略



204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/08(金) 23:19:56.95 ID:vocf9FT20
おかしい……移動パターンに明確な方向性を感じられない。
……まさか気付かれた?

いや……。

以下略



205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/08(金) 23:32:20.87 ID:vocf9FT20
QB「う、上を見て! 」

まずQBが声を上げた。
両側を建物の壁に挟まれた細い路地。
唯一、空に開けている上に、
以下略



206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/08(金) 23:47:20.52 ID:vocf9FT20
ちらと、横を見る。
ほむらちゃんはさっきのことを気にしていないように、私には見えた。
今もさやかちゃんを救うために、同じ目標、鍵、杏子ちゃんを追っているんだから。
風に乗り、いざこざは右足で踏み切って、飛び越えて、次へ! 次へ!

以下略



207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/09(土) 00:03:12.65 ID:ktfIxkN20
くっ……!

気持ちが止まれば、足も止まった。
猛スピードで逃げ延びる電車。
置き土産のように疾風を巻き起こして、私たちの髪を滅茶苦茶に舞い上げた。
以下略



208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/09(土) 00:25:56.64 ID:ktfIxkN20
矢は鋭く曲線を描き、サイドから抉りこむように貫き通した。
車両が軋み、車輪が激しく火花を散らす。

もう離れていた。

以下略



209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/09(土) 00:27:44.52 ID:ktfIxkN20
完全に静止した夕方のラッシュの光景。
窓から差し込む夕日がバカ笑いをする女子高生の横顔を、彫像のように照らし出し、
爆発に驚いて叫び始めたらしい中年の男の滑稽な姿を、空間に縫いとめていた。

でも。
以下略



210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/09(土) 00:36:51.52 ID:ktfIxkN20
〜まどか視点〜

魔まどか(マミさんごめん、杏子ちゃんを見失っちゃったの!)

ほむら(そちらに向かった可能性が高い。警戒して。美樹さやかを1人にしないで)
以下略



211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga ]
2011/04/09(土) 00:50:02.18 ID:ktfIxkN20
マミ「先輩の言うことはちゃんと聞くこと。
ひとりで突っ込んだりしちゃ絶対だめだからね?」

思えばこの3人で行動するのは久しぶりかも。
私たちにとって、マミさんは魔法少女の入り口だった。
以下略



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