過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/16(土) 23:43:48.55 ID:xJNpjk2i0
――あたしたち二人、背中合わせて「見滝原の魔法少女コンビ」は大活躍したさ。
数年にわたって、この街の平和は保たれた。
あたしたちは二人とも高い素質があった。
グリーフシードを二人で分けあっていても魔力が尽きない程度にはね。

以下略



272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/16(土) 23:52:38.46 ID:xJNpjk2i0
マミ「そこまでよ!」

杏子「光の魔法少女コンビ、ここにあり!」

マミ「正義の刃が罪を突き!」
以下略



273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2011/04/17(日) 00:03:01.01 ID:bv+XMpya0
これは期待


274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:13:34.92 ID:VQBwMTgG0
杏子「ただいまー」

父「……杏子」

親父はこちらに背を向けて、テーブルについていた。
以下略



275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:16:05.76 ID:VQBwMTgG0
――ちがう。

あたしは、魔法少女だ。魔女じゃない。

杏子「……なあ、母さんは? 妹たちは?」
以下略



276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:20:33.49 ID:VQBwMTgG0
あたしの、家族が
あたしの、世界が

―――崩れ落ちていった。

以下略



277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:25:27.55 ID:VQBwMTgG0
マミにお似合いのフリフリの傘。
マミには大きすぎるそれは、いつもあたしたちが2人で帰るのにぴったりだった。
その傘は今、成長したマミの手に自然に収まり、
傘はあるべきところに戻ったように見えた。

以下略



278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:30:56.05 ID:VQBwMTgG0
杏子「痛ぇな……何すんのさ」

マミ「あなたはっ……なんてことを」

杏子「……」
以下略



279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:36:44.07 ID:VQBwMTgG0
口がスラスラと動く。頭で口を動かしたというよりは、その逆だった。
あたしがしゃべったことはあたしの真理になるようだった。

マミは顎の先、髪の先から雨粒を滴らせながら、微動だにしなかった。

以下略



280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:44:13.42 ID:VQBwMTgG0
故郷ならっ……!
何で街の人を見殺しにしようなんて思うの!?

助けても助けても……あたしたちは!
もう助けたってしょうがないんだよ!
以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/04/17(日) 00:47:54.81 ID:VQBwMTgG0
雨はその勢いを増して、通りは川のようになっていた。

マミ「出てって……出てってよぉ……!」

水たまりで丸くなって、雨に曝されながらマミは叫び続けていた。
以下略



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